巨人、連勝で優勝マジック「2」!あす25日にも原監督舞う!

[ 2014年9月24日 21:50 ]

<中・巨>8回2死二、三塁、ロペスの適時打が出ると満面の笑みを浮かべた原監督

セ・リーグ 巨人4―1中日

(9月24日 ナゴヤD)
 巨人が少ないチャンスを確実に得点に結びつける試合巧者ぶりで中日に連勝。この日、2位・広島がヤクルトに敗れたため、優勝マジックは「2」となり、早ければあす25日にもリーグ3連覇が決まる。先発・菅野は6回無失点で今季12勝目。坂本が通算1000試合出場、山口が通算500試合登板を達成した。

 巨人は5回、村田、亀井の連打で無死一、三塁とすると、一走・亀井の盗塁の際に捕手・谷繁からの送球を二塁・荒木が捕球ミス。その間に三走・村田が生還し1点を先制。なおも1死一、三塁から菅野がスクイズを決めて、この回2点を奪った。

 1点差に詰め寄られた直後の8回には橋本、片岡の連打から2死二、三塁としロペスの左前打で2点を加え突き放した。

 先発・菅野は初回から毎回走者を許す苦しい立ち上がりも、要所を締める粘りの投球で6回を3安打無失点。その後を山口、西村、マシソンの継投でしのいだ。菅野は自身3連勝で12勝目を挙げた。

 中日は拙攻とミス連発で自滅し連敗。初回1死一、三塁から森野が投ゴロ併殺打。2回には無死一塁から高橋周が二ゴロ併殺打、3回にも1死一塁から工藤が遊ゴロ併殺打。4回には1死一塁から打者・森野が空振り三振、一走・大島が盗塁死の“三振ゲッツー”と、毎回走者を出しながらも4イニング連続で好機をつぶした。

 7回には1死満塁から暴投で1点を返したが、なおも1死二、三塁からルナの右飛でタッチアップした三走・森野が途中で帰塁する判断ミスでタッチアウトとなり、同点機をフイに。8回の守備では2死二、三塁のピンチでロペスの左前打を左翼・工藤が後逸して二塁走者まで生還を許すなど、チームは攻守に精彩を欠いた。

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