因縁の投手から死球 ド軍 プイグ「過去は関係ない」と言うが…

[ 2014年9月24日 17:33 ]

ドジャースのプイグ(右)は死球に怒る (AP)

ナ・リーグ ドジャース4―2ジャイアンツ

(9月23日 ロサンゼルス)
 ドジャースのヤシエル・プイグ外野手(23)が23日に行われたジャイアンツとの一戦で死球を受け、激高する場面があった。

 プイグは初回の第1打席、ジャイアンツ先発のバムガーナーが足元に投じた141キロのスライダーをジャンプしてかわそうとしたが、左すね付近に直撃。

 その後、打席内でしゃがみ込むプイグはバムガーナーをにらみつけるとお互い興奮状態に。激しく言葉の応酬で距離を縮めていく両者に、両軍ベンチも総出の事態となった。

 実はこの二人には因縁がある。5月にプイグはバムガーナーから本塁打を放った際にバットを派手に放り投げ、それにバムガーナーはマウンド上で怒りをあらわにしていたのだ。

 「バムガーナーがマウンドから降りてきて何やら言ってきたので自分はそれに反応しただけ。過去のことは関係ないよ」とはプイグ。

 一方、バムガーナーは「自分をにらみつけたプイグに何か言ったのは確かだが、彼を刺激するようなことは言っていない。死球は故意ではない」とその因果を否定した。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月24日のニュース