中日救援陣大炎上1イニング10失点 今季象徴する敗戦

[ 2014年9月24日 05:30 ]

<中・巨>7回、集中打を浴び友利コーチ(中)から厳しく注意をされる若松(右)

セ・リーグ 中日1-15巨人

(9月23日 ナゴヤD)
 投手陣が崩壊し、CS進出の可能性が消滅。2年連続のBクラスが確定した。先発・山本昌が、5回5安打3失点で史上最年長黒星を更新する今季1敗目。1―3の7回にはリリーフ陣が大炎上し、1イニング10失点を喫する惨敗となった。

 「踏ん張れなかった。負けは負けです」と49歳左腕。何とか粘って試合をつくっていた大ベテランがマウンドを下りると、試合は一気にワンサイドとなった。谷繁兼任監督も「きょうに限っては点に絡んでいるのはほぼ自滅」と顔をしかめた。

 中日の1イニング10失点は、03年4月26日のヤクルト戦(神宮)以来11年ぶりでナゴヤドームでは初。巨人戦に限れば46年以来68年ぶりの屈辱だ。2年連続のBクラスも86年以来28年ぶり。苦渋に満ちたシーズンを象徴するような敗戦となった。

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