石川パ新人トップ9勝も4失点に反省「不安定な投球」

[ 2014年9月24日 05:30 ]

<ロ・日>9勝目をあげた石川(右)はデスパイネと共に ”五右衛門ポーズ” を決める

パ・リーグ ロッテ8-4日本ハム

(9月23日 QVC)
 リーグ新人トップの9勝目を手にしてもロッテのドラフト1位右腕・石川は複雑な表情だった。6回1/3を7安打4失点。打線の援護に助けられたこともあり、「うれしいですけど、不安定な投球だった。野手の方のおかげで勝てた」と胸をなで下ろした。

 負ければチームのCS進出が消えるなか、追い込んでからの制球に苦しんだ。力みもあって勝負球が甘くなり2回までに2失点。6回の3者凡退で立ち直ったかに見えたが7回に連打を許し降板。伊東監督も「一球の集中力に最近欠けている」と苦言を呈した。次回はシーズン最終戦となる10月1日の西武戦(QVCマリン)で先発が予定されている。球団では05年の久保(現DeNA)以来、9年ぶりの新人2桁勝利に向け「次は自分の力で勝つ」と力を込めた。

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2014年9月24日のニュース