広島 一発攻勢で3連勝!13年ぶり年間勝率5割以上確定

[ 2014年9月23日 16:17 ]

<ヤ・広>9回2死 左越え36号本塁打を放つエルドレッド 

セ・リーグ 広島7―2ヤクルト

(9月23日 神宮)
 広島は先発のヒースが7回2安打無失点の快投を見せると、打線も2回に堂林の犠飛で先制し、梵、ロサリオ、エルドレッドの一発などで着実に加点。投打がかみ合って3連勝を飾った。シーズン71勝目となり、2001年以来13年ぶりとなる勝率5割以上を確定させた。

 ヒースは初回に2死から四球を出すと、畠山に右前打を打たれて一、三塁のピンチを招いたが、雄平をチェンジアップで左飛に打ち取って脱出。それ以降は走者を出しながらも要所を締め、6、7回は三者凡退に抑えた。ヒースは無傷の今季3勝目。

 打線は初回2死満塁の好機を生かせなかったが、2回は石原の二塁打から1死一、三塁とし、堂林がきっちり中犠飛を放って先制。3回1死一、三塁からは、梵がナーブソンの高め直球を捉えて左中間スタンドへ7号3ランを叩き込んだ。5回には2死からロサリオの12号ソロと小窪の中前適時打で2点を追加し、9回にはエルドレッドの左越え36号ソロでダメを押した。

 ヤクルトは先発ナーブソンが3回で7安打を浴びて4失点KO。自身3連敗で、今季11敗目となった。打線は終盤の8回に川端の適時打で1点を返し、9回には2死二塁から代打ユウイチが適時内野安打で加点したが、反撃が遅すぎた。2年連続で広島戦の負け越しが決定した。

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2014年9月23日のニュース