大学生がオリックス応援CM制作、24日から本拠地で放映

[ 2014年9月23日 15:11 ]

 クライマックスシリーズ(CS)進出を決めたプロ野球オリックスと大阪芸術大(大阪府河南町)の学生らが、球団を応援するCMを制作した。24~26日の西武戦で京セラドーム大阪(大阪市西区)の大型ビジョンに映し、選手とファンの一体感を高める。球団によると、初の試みという。

 制作には放送学科長の岩崎富士男教授に「広告の企画と表現」を学ぶ約350人が関わった。4月に球団から「学生の発想で、球場に行きたくなるようなCMを作ってほしい」と声が掛かったのがきっかけ。

 選手の映像提供以外は、学生らがイラストからコンピューターグラフィックス(CG)、撮影、編集、ナレーションまで全てこなした。

 CMは選手を剣豪に見立て、9バージョンを制作。最後は「さらに、ひとつになろう」と呼び掛けるポーズで決める。24日には試合前やゲーム中に、1分間と30秒のCM計4バージョンが放映される。

 イラストが採用された3年の中武士竜さん(21)=和歌山県橋本市=は「すごくうれしい。人生で大きな誇りの一つになった」と感激していた。

続きを表示

2014年9月23日のニュース