オリックス 伊藤 重い雰囲気を吹き飛ばした「自分が出たらやり返してやると」

[ 2014年9月21日 16:56 ]

<ロ・オ>試合後に殊勲の伊藤はファンに挨拶する

パ・リーグ オリックス7―2ロッテ

(9月21日 QVC)
 オリックスの伊藤が、8回に走者一掃となる左中間3点二塁打を放ち、試合を決めた。

 8回にヘルマンが勝ち越しのタイムリーを放ち、なおも2死満塁で打席が回ってきた。「積極的にいってダメだったらしょうがないという気持ちでいった」。

 負けられない戦いの中、ロッテに連敗を喫し苦しい展開が続いていただけに、「本当に悔しかった。今日もベンチで勝つことを祈っていましたし、自分が出たらやり返してやるという気持が強かったのでこうやって勝てた。良かったです」と重苦しい雰囲気から解放されての勝利に言葉も弾んだ。

 負ければ、ソフトバンクにマジックが点灯する可能性があっただけに、「これから僕らも勝っていくしかないので、勝つことだけ考えてやっていきたい」と力強く語った。

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