ヤクルト 驚異の粘りで巨人止めた!延長11回に山田が決勝弾

[ 2014年9月21日 18:12 ]

<巨・ヤ>延長11回、勝ち越しの中越えソロを放つヤクルト・山田

セ・リーグ ヤクルト7―6巨人

(9月21日 東京D)
 ヤクルトが意地の1勝で巨人のマジック減らしを一時停止させた。2点ビハインドの9回に同点に追いつくと、延長10回2死二塁から相川の右前適時打で勝ち越し。その裏に同点とされたが延長11回、山田の一発で再び突き放し、チームの連敗を3で止めた。

 序盤からの劣勢を執念で跳ね返した。まずは3点をリードされて迎えた4回。1死から川端、バレンティンの連打で一、三塁とし、雄平の右中間二塁打で1点。さらに畠山が左翼線2点適時二塁打を放ち同点に追いついた。

 再び勝ち越され、2点を追う9回には巨人の5番手・マシソンを攻めて1死二、三塁の好機をつくると、谷内の遊ゴロの間に1点。なおも2死三塁から川端が同点の中前適時打を放った。

 延長10回に1点ずつを取り合い迎えた11回。先頭・山田が巨人7人目の江柄子から勝ち越しの中越え25号ソロを放って勝負を決めた。

 巨人は初回、2死一塁から阿部が通算300二塁打となる左中間二塁打で先制。さらにアンダーソンの中前適時打でこの回2点を奪った。2回には亀井の右越え8号ソロで加点。同点に追いつかれた後の5回には坂本の左越え15号2ランで勝ち越した。

 しかし9回にマシソンが2点差を追いつかれ、延長10回には西村が勝ち越し点を奪われた。その裏、大田の左翼線適時二塁打で追いつく粘りを見せたが、なおも1死二、三塁のサヨナラ機を逃したのが痛かった。連勝は4でストップした。

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