今季2度目のサヨナラ打に脇谷「勇気をもってバットを出した」

[ 2014年9月20日 19:09 ]

<西・ソ>10回無死二、三塁 サヨナラ安打を放ち歓喜する脇谷

パ・リーグ 西武6―5ソフトバンク

(9月20日 西武D)
 西武は序盤の劣勢をはね返して今季6度目のサヨナラ勝ちを収めた。

 一度は4点のリードを奪われながらも、徐々に追い上げて7回に同点に追いつき、延長戦へ持ち込むと、10回無死二、三塁の場面で途中出場の脇谷が中前にサヨナラ打を放った。

 「すごいうれしいです」。今季自身2度目、通算では3度目となるサヨナラ打に脇谷は満面の笑みを見せ、「ベンチから“おいしいぞ!”と言われていたので、思い切っていった。勇気をもってバットを出した」と打席を振り返った。

 チームは序盤にリードを奪われたが「まったくあきらめていなかった。先制されても動揺はなかった」と脇谷。

 9回の守備から途中出場も「100パーセント準備はできていた」と33歳のベテランは語り、「非常にありがたい」と“おいしい”場面をお膳立てしてくれたチームメートに感謝した。

 田辺監督代行は「初回に3点を失って苦しかったが、打線がジリジリ追いついてよく試合をものにした」とチームの粘りを称え、「ミートするのがうまいので、何とか打ってくれると信じていた」と脇谷のサヨナラ打に目を細めた。

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2014年9月20日のニュース