黒田 初回被弾も立ち直った「何とかしのぎながら、という投球」

[ 2014年9月20日 12:04 ]

ブルージェイズ戦の7回途中でマウンドを降りたヤンキースの黒田(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―3ブルージェイズ

(9月19日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田が7回途中3失点と先発の役目を果たし、3試合ぶりの白星となる今季11勝目を挙げた。

 初回、1死一塁から3番エンカーナシオンにスライダーを捉えられ、左翼ポール直撃の2ランを被弾。いきなり2点を失ったが、立ち直って4、5番を2者連続空振り三振に仕留めると、2、3回も安打を打たれながらも無失点でしのいだ。5回には失策も絡んで1点を失ったが、2死無走者から初回のお返しとばかりにエンカーナシオンを空振り三振斬り。7回途中、ちょうど100球を投げたところで救援陣にマウンドを託した。

 9月は4試合に登板して2勝1敗で防御率3・00、4試合連続無四球。プレーオフ進出が厳しいチームにあって、開幕から唯一先発ローテーションを守るベテランが奮闘を続けている。

 ▼黒田の話 何とかしのぎながら、という投球だった。初回の本塁打はカウントを悪くして甘く入ったのを打たれたが、その後はうまく切り替えられた。(プレーオフ進出へ)まだ何が起こるか分からないので、次の登板に向けて準備するだけ。

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