清武氏 11・27に判決「筋から言えば勝敗は明らか」

[ 2014年9月18日 18:31 ]

清武英利氏

 2011年に巨人の球団代表を解任された清武英利氏(63)と、巨人側が互いに損害賠償などを求めている訴訟合戦は18日、東京地裁で結審し、大竹昭彦裁判長は判決を11月27日に指定した。

 巨人は11月28日に球団納会を予定しており、その前日に判決が出る。球団関係者は「裁判所が公正な判断をしてくれると考えています」と話した。

 一方、東京地裁で取材に応じた清武氏は「3年の長きにわたって正々堂々と戦ってきた」と振り返り、吉峯啓晴弁護士も「読売側が虚偽の証言を並び立てたことに対し、裁判所側が惑わされないかどうかの問題だけ。筋から言えば勝敗は明らか」とした。

 巨人側は「虚偽の事実を公表した上、重大な守秘義務に違反した」として清武氏に1億円の損害賠償を求め、清武氏側は「不当な解雇」として巨人側と読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長に約6000万円の賠償などを求めて反訴している。6月の口頭弁論では渡辺会長と清武氏が証人尋問で法廷に立ち、清武氏の解任の経緯をめぐって応酬を繰り広げた。

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2014年9月18日のニュース