中日 3度も追いつき延長12回ドロー、山本昌の黒星消した

[ 2014年9月14日 18:39 ]

<中・ヤ>8回、森野は3試合連続となる同点の中越え13号ソロを放つ

セ・リーグ 中日5―5ヤクルト

(9月14日 ナゴヤD)
 中日が粘りに粘って3度追いつき、延長12回ドローに終わった。先発した山本昌は4回6安打5失点と崩れたが、打線の奮起で今季初黒星は消えた。

 中日は初回、いきなり2点ビハインドも、1死から荒木が右前打で出塁。ルナの三塁内野安打で一、三塁とし、森野が中前にポトリと落ちる適時打で1点。さらに森野の盗塁で二、三塁とし平田の遊ゴロの間に同点に追いついた。

 再び1点をリードされて迎えた3回には2死二塁から森野が同点の中前適時打。その後、2点ビハインドとなるが、7回に1死二塁から代打・小笠原の左中間適時二塁打で1点差に迫ると、8回には森野が3試合連続の中越え13号ソロで追いついた。

 先発・山本昌は4回5失点の乱調で降板したが、5回以降は5投手が無失点リレーでしのいだ。

 ヤクルトは初回に無死二、三塁から飯原の二ゴロの間に1点を先制。なおも1死三塁からバレンティンの三ゴロで加点。2回には谷内の右犠飛。4回には畠山の中前適時打などで2点と、3度もリードを奪った。しかし先発・小川が6回1/3を9安打4失点と粘れず、8回には4番手・秋吉が同点ソロを被弾。延長12回には1死満塁の好機をつくったが勝ち越し点を奪えなかった。

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