広島 早めの継投が裏目 野村監督「勢いを向こうに持っていかれた」

[ 2014年9月7日 22:51 ]

<D・広>7回2死満塁 石川に逆転打を打たれた中田の交代を告げベンチに引き揚げる野村監督(右)

セ・リーグ 広島4―11DeNA

(9月7日)
 広島は4―1の3回2死一塁で先発の九里を降板させ、早めの継投策を選択したが、完全に裏目に出た。3番手の中田が7回に逆転を許し、後を受けた今井も火に油を注ぐ形となった。同一カード3連戦3連勝を逃し、野村監督は「勢いを向こうに持っていかれた」と悔しがった。

 4―3の7回2死満塁、中田がこの日投じた47球目だった。外角高めの直球を石川に左前へ運ばれた。チーム最多の56試合目の登板だった中田は「また頑張ります」と言うしかなかった。4日までの巨人3連戦で3連敗を喫していた。3連勝して巻き返しへ弾みをつけたかっただけに、手痛い敗戦となった。

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2014年9月7日のニュース