ダルビッシュ、今季中の登板はなし「仕事できないのは悔しい」

[ 2014年9月7日 08:47 ]

試合前、記者会見をするレンジャーズのダルビッシュ

 米大リーグ、レンジャーズのダニエルズ・ゼネラルマネジャー(GM)は6日、右肘の炎症で故障者リスト(DL)入りしているダルビッシュ有投手(28)が今季の残り試合に登板しないと発表した。

 レンジャーズはア・リーグ西地区で最下位に沈んでおり、同GMは「チーム状況もあるし、無理はさせたくない」と説明した。

 4日のチームドクターの診察では、万全まではいかないが、DL入りが発表された8月13日の状態からの回復が確認された。今後もリハビリを続け、磁気共鳴画像装置(MRI)での検査で問題がなければキャッチボールを行い、早ければシーズン中に投球練習を再開する予定。

 ダルビッシュは「一年間通してずっと投げることが仕事なので、その仕事ができないのは悔しい」と話した。22試合に先発して10勝7敗、防御率3・06、182奪三振の成績でメジャー3年目のシーズンを終えた。

 ▼ダルビッシュの話(球団の判断に)従うだけで、仕方のないことだと思う。投げたいと言っても(ドクターも)プロだから従った方がいい。一年間通して投げることが仕事なので、その仕事ができないというのは悔しい。(共同)

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2014年9月7日のニュース