沢村 故郷に錦!凱旋登板で7回零封「楽しく投げられた」

[ 2014年9月4日 21:16 ]

<巨・広>お立ち台でスタンドの声援に応える沢村

セ・リーグ 巨人1―0広島

(9月4日 宇都宮)
 巨人の沢村が故郷・栃木で躍動した。

 宇都宮で行われた広島との首位攻防戦第3戦に先発し、7回5安打無失点で、チームの優勝へのマジックナンバー「22」点灯に貢献。「栃木で育って、思い出もある球場。楽しく投げられました」と同郷のファンに笑顔を届けた。

 150キロの直球で押しまくった。1点のリードで迎えた5回2死満塁の場面で、打席にはここまで2戦連続本塁打と好調のロサリオ。直球で強気に攻めて追い込むと、最後はフォークで空振り三振に。大歓声のスタンドにガッツポーズで応えた。

 原監督も「全体的にはナイスピッチング」と称賛の内容も、本人は反省を忘れない。「中継ぎに迷惑をかけてしまった。次は完投したい」と、マジックを減らすための好投を誓っていた。
 

 

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