黒田 7回1失点で日本人初の5年連続2桁勝利!ヤ軍連敗止めた

[ 2014年9月4日 11:22 ]

レッドソックス戦に先発したヤンキース・黒田(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―1レッドソックス

(9月3日 ニューヨーク)
 ヤンキースの黒田博樹投手(39)は3日(日本時間4日)、ニューヨークでのレッドソックス戦に先発し、7回4安打1失点、1四死球8三振で今季10勝目(8敗)を挙げた。ドジャース時代の2010年から5シーズン連続の2桁勝利。ヤンキースは5―1で勝って連敗を3でストップした。

 黒田は初回を3人で終える上々の立ち上がり。2回は4番セスペデスを外角のスプリットで空振り三振に斬ると、ナバを速球で見逃し三振、クレイグも空振り三振、そして3回先頭のボガーツも3球三振と圧巻の4者連続三振を奪った。4、5回も3人で終えたが、味方が追加点を挙げた直後の6回、死球をきっかけに失点してしまう。ウィークスの死球で1死一塁となり、続くホルトに左翼手の頭上を越える適時打を浴びて1―3。それでも後続を打ち取って最少失点で終えると、7回は走者を出しながらも無失点で終え、この回でマウンドを降りた。

 ヤンキースは7回にも3安打に四球を絡めて2点を追加。リリーフのベタンセス、ロバートソンが8、9回を無失点に抑えて、チームの連敗を止めた。

 黒田は昨季、野茂英雄氏(46)を抜いて日本人投手ではメジャー初となる4シーズン連続2桁勝利をマークしており、この日の勝利で自身の記録を伸ばした。

 イチローは「9番・右翼」で出場し、5回に中前打を放つなど4打数1安打だった。

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