巨人、首位攻防戦に先勝で2差に!復帰の長野3安打、亀井弾も!

[ 2014年9月2日 21:28 ]

<巨・広>初回無死一、三塁、坂本(右)が左中間に3ランを放ち長野に迎えられて笑顔

セ・リーグ 巨人9―4広島

(9月2日 長野)
 1ゲーム差で迎えた“セ界頂上決戦”第1ラウンドは、首位・巨人が長野、亀井の“復帰コンビ”の活躍などで乱打戦を制して先勝。2位・広島との差を2に広げた。

 巨人はこの日、21日のヤクルト戦(神宮)で右膝を痛めた長野が「1番・右翼」でスタメン復帰。左大腿筋の肉離れで先月8日に出場選手登録を抹消された亀井も1軍復帰し、即「6番・左翼」でスタメンに名を連ねた。

 厚みを増した打線が威力を発揮した。1点を先制された直後の初回、長野の右翼線打と橋本の右前打で無死一、三塁とし、坂本の左中間13号3ランであっさり逆転。1点差に迫られた2回には2死二塁から長野が左前適時打、4回には亀井が右越え7号ソロを放ってリードを広げた。

 5回にも阿部の中前適時打で加点。再び2点差に追い上げられた7回には、長野の右前打で無死一塁から橋本の右翼線適時二塁打などで2点を奪って突き放した。

 広島は初回、ロサリオが先頭打者本塁打となる中越え9号ソロで先制。逆転を許した後も、ロサリオが史上63人目のサイクル安打を達成するなど打線は粘りをみせたが、投手陣が失点を重ねた。先発・野村が4回2/3を8安打6失点と乱調が響いた。

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