伊東監督 稲葉引退知っていた「ちょっと寂しくなるな」

[ 2014年9月2日 19:00 ]

 ロッテ・伊東勤監督が、日本ハム・稲葉の引退を惜しんだ。

 「まだまだやれそうな感じはしていたけどね。常に全力だし、われわれも好感を持てる選手の一人だった」と伊東監督。8月末の日本ハム3連戦(東京ドーム)中、稲葉と話し込んだ際に「2日に発表します」と伝えられていたという。

 「いよいよか。ちょっと寂しくなるなと。どっちにしろ(指導者で)ユニホームを着る人材。“指導者になったときのことを考えながら野球を見ておいた方がいい”というような話はした。いい指導者になってほしい」とエールを送った。

 世界一になった09年WBCで総合コーチを務めた伊東監督は、選手選考のエピソードを披露。「リーダー格の稲葉だけは絶対に入れてくれと言った。性格もいいし、チームに必要な存在だった。(同じ愛知出身の)イチローも尊敬していたし、よくチームをまとめてくれた」 と懐かしんだ。

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2014年9月2日のニュース