ヒットでいいのに後逸 笘篠コーチ「何を血迷ったのか」

[ 2014年9月1日 05:30 ]

<楽・ソ>9回1死一塁、銀次の左前打を後逸する城所

パ・リーグ ソフトバンク3-4楽天

(8月31日 コボスタ宮城)
 首位を走るチームとは思えない負け方だった。3―3の延長12回2死二塁。ソフトバンクの5番手・森福が投じたスライダーは松井稼にはじき返され、前進守備の中堅・柳田の頭上を越えた。

 沸き上がる相手ベンチとは対照的に、森福はぼう然と立ち尽くすしかなかった。今季5度目のサヨナラ負けを喫し、秋山監督は同じ言葉を繰り返しつぶやいた。

 「状況判断ができてない。勝ってての状況判断ができてないし、バッテリーも状況判断。守備も状況判断。状況判断が左右する」

 5カードぶりの勝ち越しまで、あとアウト二つだった。指揮官が「状況判断」の甘さを指摘したのは、3―2と1点リードで迎えた9回の守備だ。1死一塁から、銀次の左前への打球を守備固めで入っていた左翼・城所が後逸。打球が転々とする間に、一塁走者が生還し、同点に追いつかれた。ワンバウンドした打球を体に当てることもできなかった城所は「僕のせいなので…」とうなだれるしかなかった。

 この1プレーで試合は振り出しに戻り、4時間40分を超す延長戦の末の敗戦。笘篠外野守備走塁コーチは「何も無理する必要ない。普通のレフト前ヒットでオッケー。何を血迷ったのか」と珍しく厳しい言葉を並べた。

 これで3カード連続の負け越しとなり、8月は9連勝がありながらも15勝11敗1分けと思うように貯金を増やせなかった。2位・オリックスも敗れたため、ゲーム差1・5のまま、2日から本拠地・ヤフオクドームで首位攻防3連戦を迎える。正念場の9月。うつむいている時間はない。

 ▼ソフトバンク・岡島(11回に4番手で登板。日米通算800試合登板を達成)投げたら「800」と分かっていた。初心に帰るという気持ちで、やるべきことをやって抑えたいと思った。

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