中日 セ・ワーストタイ月間20敗 3年ぶり6連敗

[ 2014年9月1日 05:30 ]

<中・広>6連敗で月間20敗となりベンチで険しい表情の谷繁兼任監督

セ・リーグ 中日4-6広島

(8月31日 ナゴヤD)
 屈辱の記録をさらに塗り替えた。前日、球団新記録の月間19敗目を喫した中日がこの日も広島に競り負け、リーグタイ記録の月間20敗。90年8月の「暗黒時代」だった阪神以来、24年ぶりの黒星量産となった。

 「これだけ負けているのに一生懸命応援してくれる人たちに、しっかりしたところを見せたいですし、見せられるようにやっていきたい」

 試合に出場せずさい配に専念した谷繁兼任監督が、言葉を絞り出すように話した。1―4の5回2死一、二塁から、ルナの左越え16号3ランで追いついたのも一瞬。直後の6回に武藤が勝ち越しを許し、8回に田島がダメを押された。

 今季初の6連敗は、11年以来3年ぶり。ナゴヤドームでの6連戦6連敗となると、97年のドーム開場以来初めてだ。この2週間は1勝11敗と、夏休みの子供たちの前でまったくいいところを見せられなかった。

 2日からは苦手の神宮でヤクルト戦。逆転優勝はもちろん、CS進出も絶望的な状況だが、意地だけは見せないといけない。

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2014年9月1日のニュース