原巨人 危険球で危険水域…2位広島と1差、ケガ人続出

[ 2014年9月1日 05:30 ]

<D・巨>6回、降板する久保(11)に視線を送る原監督(左)

セ・リーグ 巨人3-5DeNA

(8月31日 横浜)
 巨人先発は本来救援の久保だった。継投で乗り切るゲームプランは、2番手以降が崩れた。2戦連続の逆転負け。不運な当たりも重なり、巨人・原監督は「ついていなかったですね」と振り返った。

 7回に危険球退場となった2番手の江柄子は「真っすぐが抜けた。当ててしまって申し訳ない」とうなだれた。緊急登板の香月、青木も、打ち取った打球が安打となって逆転を許した。ミスを全員でカバーすることができなかった。

 2日からは1ゲーム差に迫った2位・広島との3連戦を迎える。守護神のマシソンが前日に打球を受けた右ふくらはぎの打撲の影響で、この日はベンチから外れた。山口も本来の姿ではない。さらに久保にも休養が必要となる。野手の立岡に代わり、笠原を昇格させ救援陣の拡充を図る。さらに、左大腿筋の軽い肉離れで戦列を離れていた亀井も1軍に合流するが、投打に不安要素は抱えたままだ。

 8月は、13勝13敗1分け。「現有メンバーでよく戦っていると思います。(今後)どういうメンバー構成になっていくか。しっかり戦っていく」と原監督。首位を走ってきた巨人が正念場の1カ月を迎える。

 ▼巨人・阿部(6回に一時勝ち越しとなる中前適時打)追い込まれていたので逆方向を意識してコンパクトにスイングしました。また頑張ります。

 ▼巨人・ロペス(5回に一時同点となる左越え2ランを放つなど3安打)初球から振っていく準備ができていたし、積極的な気持ちが結果につながって良かった。

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2014年9月1日のニュース