楽天 執念のサヨナラ勝ち!最初も最後も松井稼が魅せた!

[ 2014年8月31日 22:10 ]

<楽・ソ>延長12回2死二塁、サヨナラ打を放ち、ナインの手荒い祝福を受ける松井稼(右)

パ・リーグ 楽天4―3ソフトバンク

(8月31日 コボスタ宮城)
 楽天が執念の粘りで延長12回サヨナラ勝ちを決めた。3―3で迎えた最後の攻撃。先頭・西田が四球で出塁したが、続く嶋の犠打が併殺打となり2死に。スタジアムがため息に包まれた中、島内が右前打で出塁後、二盗を成功。すると松井稼が中越え打を放って激闘に決着をつけた。

 「チームが最後まであきらめず、島内もつないでくれたので」と松井稼。この日は1点リードされた初回に同点の先頭打者弾を放つなど3安打2打点の活躍だった。ナインから“歓喜のシャワー”で祝福され、最高の笑顔を浮かべたが、スポーツ飲料だったことに苦笑い。「できれば水で」と話し、ファンを笑わせた。

 ソフトバンクは1点を追う5回、細川の同点打の後、2死一、二塁から今宮が三遊間への適時二塁打で勝ち越した。だが、9回1死一塁から銀次の左前打を左翼・城所が後逸して同点とされ、最後は競り負けた。
 

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