相馬市に屋内スポーツ施設 楽天・立花社長「走り回って」

[ 2014年8月31日 16:33 ]

 プロ野球楽天の運営会社「楽天野球団」が中心となってつくる屋内スポーツ施設「相馬こどもドーム」の起工式が31日、福島県相馬市であり、立花陽三社長は「被災地にはスポーツ施設が足りない。子どもたちに走り回ってほしい」と話した。完成は11月末の予定。

 ドームは広さ約1200平方メートル。人工芝でキャッチボールやテニス、フットサルを楽しめる。プロ野球のオフ期間には楽天の選手を招いたイベントも予定している。

 福島県では東京電力福島第1原発事故以降、子どもの運動不足や肥満が指摘されている。相馬市の立谷秀清市長は「室内なので放射線の心配はない。子どもたちに元気になってほしい」と期待を込めた。

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2014年8月31日のニュース