日本ハム　ロッテに10連勝！走る走る月間16盗塁の球団記録に王手

＜日・ロ＞４回１死一塁、西川は盗塁を決める

パ・リーグ 日本ハム４－３ロッテ

（8月30日 東京Ｄ）
　積極的な走塁で好機を広げた。特に日本ハム・西川が３安打３盗塁で１番打者の役割を果たした。

　「今月に入ってから塁に出ることが多くなった」と振り返ったように、１２日からこの日までの１６試合でチーム計１５盗塁。月間１６盗塁の球団記録に近づいた。ロッテ戦はこれで交流戦明けの７月５日から１０連勝。栗山監督は「いい形でスピードを使える状況に持っていけたのが大きい」とうなずく。４度目の挑戦で今季初めて貯金を最多の５とし「凄く意識していた。５より上に行かないと（上位と）勝負できない」。残り２８試合。ソフトバンク、オリックスの背中は遠いが諦めずに追いかける。

　≪８年ぶり２度目≫日本ハムがロッテ戦に１０連勝。チームにとって同一カード１０連勝以上は０６年楽天戦で１１連勝したのに次ぎ８年ぶり２度目。３１日も勝てば球団記録に並ぶ。なお、シーズン同一カード最多連勝は５５年中日の対大洋戦１９連勝。パ・リーグ記録は６５年南海の対東京戦１７連勝となっている。