黒田30球団制覇お預け 7回2失点も打線の援護なし

[ 2014年8月30日 05:30 ]

<タイガース・ヤンキース>5回2死三塁、同点の適時打を浴び顔をしかめて悔しがる黒田

ア・リーグ ヤンキース2―3タイガース

(8月28日 デトロイト)
 ヤンキースの黒田博樹投手(39)が28日(日本時間29日)、メジャー全30球団勝利を懸けてタイガース戦に先発。7回を4安打2失点と好投したが、打線の援護がなく同点のまま降板し、日本選手初の快挙は持ち越しとなった。チームはワイルドカードを争う相手に手痛い9回サヨナラ負けを喫した。

 思わず天を仰いだ。2―1とリードした5回。先頭を四球で歩かせ、暴投などで2死三塁となってから、デービスに外角低め直球を右前に運ばれた。痛恨の同点打に「狙ったところより少し甘く入った」と唇をかんだ。

 メジャー全体でも過去13人しか達成していない30球団制覇。最初の挑戦となった今月5日の同カードも7回3失点と試合をつくったが、この時も7回に追いつかれて、同点でマウンドを降りた。今月2度目の対戦とあり、「目先を変えた投球を」と決め球のシンカーを減らしてスプリットを増やし、相手の強力打線を4安打に抑えた。それだけに「展開上、2点目がもったいない。大きかった」と自らを責めた。

 タ軍とはこの3連戦が最後。ただ、ワイルドカードの2枠目を争っており、勝率で並んだ場合は「ワンデー・プレーオフ」で対戦する可能性があり、成績はレギュラーシーズン扱いとなる。この日で規定投球回を5年連続でクリアし、野茂英雄(99~03年)に並んだ。「チームと契約した以上、それは最低限の責任」。まずはチームのプレーオフ進出のため、ベテランが死力を尽くす。

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