大阪桐蔭 2年ぶり4度目の全国制覇 7回に執念の逆転!

[ 2014年8月25日 14:42 ]

<大阪桐・三重>優勝を決め、喜びを爆発させる福島(右から3人目)ら大阪桐蔭ナイン

第96回全国高校野球選手権大会決勝 大阪桐蔭4―3三重

(8月25日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会決勝は25日、甲子園球場で行われ、大阪桐蔭が初の決勝進出を果たした三重に4―3で逆転勝ち、2年ぶり4度目の全国制覇を達成した。

 勝敗の行方がどうなるのか全く予測がつかない接戦で、大阪桐蔭が地力を発揮して逆転勝利。三重県勢として59年ぶりの優勝はならなかった。

 2回に2点を先制された大阪桐蔭はその裏、1死二塁で8番福田が右前適時打を放ち、1点差に。3回には1死三塁で3番香月の中犠飛で同点に。再び1点リードされた7回、2死満塁で中村の中前2点適時打で逆転に成功した。

 三重は2回、1死一、二塁で8番中林が左越え2点二塁打を放ち先制。5回に宇都宮の中前適時打でリードを奪ったが、7回1死三塁でスクイズが外されると流れが変わり、大阪桐蔭の前に屈した。

 ▼大阪桐蔭 1983年に大阪産業大高大東校舎として創立し、88年に現校名として分離独立した。野球部は91、08、12年に全国制覇。OBに中村剛也(西武)、中田翔(日本ハム)、藤浪晋太郎(阪神)ら多くのプロ野球選手がいる。

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