武田ためらいがミス呼んだ バント悪送球で「自滅です」

[ 2014年8月25日 05:30 ]

<ロ・ソ>3回無死一塁 岡田の打球を一塁へ悪送し先制点を許す武田

パ・リーグ ソフトバンク0-3ロッテ

(8月24日 QVC)
 ソフトバンク・武田の一瞬のためらいが痛恨のミスを呼んだ。0―0の3回無死一塁。ロッテ・岡田のバントは武田の正面に転がった。一度は一塁へ投げようとしたが、一塁走者・加藤が目に入り、欲が出た。二塁へ投げようと試みるも思い直す。再び一塁へと顔を向けると打者走者・岡田は猛烈なスピードで一塁ベースに近づいていた。焦りが生まれ、悪送球。ボールがファウルグラウンドを転々とする間、加藤は本塁へ生還した。今季3試合目、15イニング目での初失点が決勝点となった。

 「自滅です。刺せそうな感じもあったので迷った。それで一塁も間に合わないようになった」

 ここまでは救世主の活躍を見せていた。6日の西武戦(西武ドーム)で右肩違和感から復帰すると、2試合、12回無失点で2連勝。肉体改造のたまものだ。1日6食、鶏肉中心の食生活で体重は昨年8月と比べ12キロ増の90キロ。高卒ルーキーだった12年に8勝1敗、防御率1・09と活躍した才能に安定感が加わった。だが、投球以外では反省点が残った。8回3失点の完投は合格点だが、初回無死では岡田の一ゴロのベースカバーが遅れ、内野安打にした。「投げた後もしっかりできないといけない」。若さが露呈した今季初黒星だ。

 「(一塁に)投げるつもりで行ったのに、自分でミスしちゃいかんだろ?(走者の)イメージを持ってないと」と秋山監督。ヤフオクドームでは7戦全勝のロッテにQVCマリンでは4勝6敗2分け。4年連続負け越しが決まった。敵地でデビュー以来10連勝だったビジターの鬼・武田も鬼門を破れなかった。

 デーゲームで敗れたオリックスにお付き合い。登板機会がなく、25日に出場選手登録を抹消される武田は「次に向けしっかりやりたい」と切り替えを強調した。

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