巨人・片岡 首位陥落の危機救った!「うまく体が反応した」

[ 2014年8月21日 23:04 ]

<ヤ・巨>スタンドのファンに帽子を振る片岡

セ・リーグ 巨人6―5ヤクルト

(8月21日 神宮)
 時計の針はすでに午後10時を回り、首位・巨人に0・5差に迫っていた2位・阪神は試合を終え、勝利していた。負ければ首位陥落というチームの危機を救ったのは片岡の一振りだった。

 延長11回、この回の先頭打者の片岡は「ホームランを打てたらいいかなと思ったけれども、とりあえず塁に出ることを考えた」と打席に入り、ヤクルト6番手の江村が2球目に投じた内角のストレートをとらえると打球はジャイアンツファンの待つレフトスタンドへ。

 「うまく体が反応した。声援のおかげでスタンドに届きました」とチームを救った一発を振り返る片岡。「負けられない戦いが続く。とりあえず、カードを勝ち越すことができてよかった」と充実の表情を見せ、最後まで声援を送り続けたファンには「長い試合でしたけれど、最後までありがとうございました」とメッセージを送った。

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2014年8月21日のニュース