大阪桐蔭 西谷監督、執念の采配 決戦前2日間ブルペンで行われたこととは…

[ 2014年8月19日 18:10 ]

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 大阪桐蔭5―3明徳義塾

(8月19日 甲子園)
 2回戦最後のカードとなった大阪桐蔭(大阪)と明徳義塾(高知)の1戦は、百戦錬磨を誇る両監督の勝負に懸ける意地と意地のぶつかり合いとなった。

 一昨年の準決勝、昨年の3回戦に続き、夏の甲子園で3年連続となった両校の“因縁の対決”。一昨年は藤浪晋太郎投手(現阪神)を擁する大阪桐蔭が4―0で勝ってそのまま優勝を果たし、昨年の3回戦では主砲の森友哉(現西武)が主将も務めた大阪桐蔭の2連覇の夢を5―1で制した明徳義塾が粉砕した。

 そして、今年の6月にも練習試合で両校が対決。その試合でエース福島のカットボールに「くるくると回っていた」という明徳義塾打線を見た大阪桐蔭の西谷浩一監督(44)は、その攻略法として今回は明徳義塾の馬淵史郎監督(58)が打者をホームベース近くに立たせてくると予想。明徳義塾戦を前にした2日間の練習では、福島が投げるブルペンの打席にチームメートを同じように立たせてみっちり投球練習をさせたという。
 
 「うちの打者は死球をたくさん受けましたが、その練習の成果だと思います」と西谷監督。練習でチームメートに何度も死球を当てながら感覚を養った福島は、本番でも臆することなく、ベース寄りに立つ相手打者の内角を攻め、与えた死球は2個。走者を出しても要所で粘り強さを発揮した丁寧な投球で相手の反撃を本塁打2本による3点に食い止め、勝利をもぎ取った。

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