山形中央・庄司監督、相手エース西嶋絶賛「いい投手だな、と…」

[ 2014年8月19日 12:38 ]

<山形中央・東海大四>10回1死三塁、高橋隆の左前打で高橋稜(8)が先制の生還。投手西嶋、捕手上野

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 山形中央2―0東海大四

(8月19日 甲子園)
 山形中央(山形)は2年生左腕・佐藤僚、3年生右腕・石川の完封リレーで東海大四(南北海道)を延長戦の末に撃破し、初の3回戦に駒を進めた。

 先発した佐藤僚は130キロ台後半の直球にスローカーブなど多彩な変化球を織り交ぜ、5回を投げて毎回の7三振を奪い、2四球を与えただけのノーヒット投球。だが、ここで庄司監督は「結果にブレずに目の前に全力を尽くすことに集中した」とすかさず6回からエースの石川にスイッチすると、石川も最初の打者に右前打を浴び、その後も毎回安打を許しながらも今大会出場投手最速となる148キロの速球を投げるなど、5回を5安打無四球6奪三振で無失点リレーをつないだ。

 0―0のまま迎えた延長10回表、相手守備の乱れもあって築いた1死三塁の場面で、初球の真ん中やや外寄りの直球を叩いて待望の先制打となる左前適時打を放った高橋隆は「投手が粘り強く投げていたので、強気でいった。いくなら初球だと監督にも言われていたので、逃さずとらえることができた。感触は悪かったが、野手の間を抜けて良かった」と興奮気味。「3年生の底力を見せることができて本当に良かったです」と笑顔を見せた。

 投手戦の末、最後はミスが勝敗を分ける結果となったが、庄司監督は「西嶋くんは本当に素晴らしい投手だった。久しぶりに“わー、いい投手だな”と。そういう素晴らしい投手と甲子園で試合ができるという楽しさを噛みしめて頑張ろうと選手には話していた」と話題になった山なりの超スローボールだけでなく緩急、制球力とも高校生離れしたピッチングを見せた相手エースの西嶋を絶賛。

 3回戦の相手は高崎健康福祉大高崎(群馬)と決まったが、「また素晴らしいチームとやらせていただけるので、1球1球魂を込めて野球をしたい」と結んだ。

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