メッセ、49年ぶり球団新記録に挑戦!?バッキーの記録にあと4

[ 2014年8月19日 09:03 ]

メッセンジャーは目を丸くしてキャッチボール

 阪神のランディ・メッセンジャー投手(33)が球団新記録に挑む。といっても、今回は打撃の話ですが…。今季、すでに7打点を稼いでおり、65年にバッキーが記録した球団の外国人投手最多11打点を射程圏に捉えている。19日の中日戦(京セラドーム)に先発し、26日の巨人戦(東京ドーム)に向かう右のエース。巨人戦でことごとく好成績を残した先輩右腕のごとく、投打で宿敵を叩きのめすつもりだ。

 今年のメッセは打席でも絶大な存在感を見せている。12日の巨人戦で見せた大ハッスルは、まだ記憶に新しい。1点リードの6回、1死満塁で迎えた第3打席にスライダーを捉えて中前2点適時打。先発・杉内を見事にKOする一打だった。

 「打席に入ったら、いつもヒットを打とうと思っているから」

 さらに、一塁をオーバーランし、中堅手のホームへの返球が内野手にカットされると、慌てて一塁へ魂のヘッドスライデ

ィングで帰塁。5回にも三塁走者として鳥谷の犠飛に激走でホームインするなど、ユニホームを泥だらけにした男が走攻守で輝きを放った。

 5日のヤクルト戦でも4回、無死満塁で右中間へ走者一層の適時二塁打を放つなど、2安打4打点。8月だけで6打点を稼ぎ、今季すでに7打点。65年にバッキーが叩き出した11打点に迫っており「頑張りたいですね」と本人も“バッキー超え”に意欲を示した。

 本職のピッチングではチームトップ10勝。投打で大暴れする今季の姿はバッキーとピタリと重なる。先輩右腕は、中でも巨人戦で鼻息を荒くした。通算17勝23敗と負け越しているものの、打点記録を作った65年には6月28日にノーヒットノーランを達成し、翌週も完封と2週連続シャットアウト。打撃でも、通算9本塁打中、実に5本を伝統の一戦でかっ飛ばしている。

 極めつけとなったのは68年、9月18日のダブルヘッダー2試合目だ。王貞治にビーンボールまがいの投球を連発して巨人・荒川コーチと大乱闘を繰り広げ右手親指を骨折し、この年限りで退団。宿敵と激闘を繰り広げてきた助っ人は静かに阪神を去った。

 「こんな(チームが優勝争いをしている)時期だし、投げるにしても打つにしても、走るにしても(全力プレーを)続けていきたい」

 “継承者”として期待される背番号54はおおきくうなずいた。

 この日は甲子園球場の室内練習場で行われた投手指名練習に参加し、最終調整を行った。きょう19日の中日戦に先発後は中6日で26日の巨人戦に向かう予定。竜斬りで弾みをつけ、前回同様、敵地で「主役」を独占するつもりだ。

 「(点差を)リードして投げるのはリラックスにつながる。自分のバットからそれ(得点)が出たら、さらに楽になる」。快音を快投につなげる。

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