セ2冠王が…エルドレッド 極度不振で2軍降格へ

[ 2014年8月14日 05:30 ]

<広・ヤ>6回1死、エルドレッドは空振り三振に倒れる

セ・リーグ 広島7-3ヤクルト

(8月13日 マツダ)
 セ・リーグの2冠王に2軍降格の決断が下された。広島、ブラッド・エルドレッド内野手(34)が極度の打撃不振のため、14日に出場選手登録を抹消される運びとなった。

 圧倒的な破壊力で開幕当初から打線をけん引してきたが、8月に入って急失速。この日も4打数無安打2三振に終わり、7回の守備から途中交代した。27試合連続三振と球団記録を更新中で、8月10試合は42打数2安打23三振。ここ数日間、抹消か継続起用かの選択肢で揺れた野村監督は試合後、助っ人に自らの決断を通達。「どっちが(復調の)近道か、かけてみる。本来の打撃ができるようになるのを当然、待っている」と話した。2軍戦に出場させるなど実戦で復調ぶりを見極め、再昇格の時期を探る。

 E砲はここまで33本塁打91打点を記録しているが、現状では打線の流れを止める存在となっている。指揮官も「本来、若い人を楽に打たせてあげる立場の人が打てていない」と首をひねる状態。主砲に本来の調子を取り戻させ、打線の中核として機能してもらうための苦渋の決断。今月11日の練習日にはマンツーマン指導で浮上のきっかけをともに模索したが、「難しい決断だった」と厳しい表情だ。

 代わりには出場31試合で打率・327、22打点、7本塁打の数字を残しているロサリオが昇格する。エルドレッドは報道陣の問いかけに「ノーサンキュー」とだけ残し、帰途に就いた。23年ぶり優勝を目指して戦う、シーズン残り43試合。野村監督の英断、そして主砲の復調を信じて待つしかない。

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