マー君 球場通路でキャッチボール 豪雨でグラウンド断念

[ 2014年8月14日 05:30 ]

オリオールズ戦が雨天中止になり、球場のコンコースでキャッチボールを行うヤンキース・田中(中央)

 雨ニモマケズ――。右肘じん帯の部分断裂で故障者リスト(DL)入りしているヤンキース・田中が、雨によるリハビリの遅れを免れた。

 午前中からの豪雨のため、午後3時前にオリオールズ戦の中止が早々に決定。敵地オリオールパークのグラウンドでのキャッチボールは困難だったため、田中は球場の1階コンコース(通路)で練習を行った。

 普段はファンや球場スタッフらでごった返す場所だが、この日は広大なスペースを独占。捕球役を務めたラリー・ロスチャイルド投手コーチは「ドームみたいなものだね」と笑った。90フィート(約27.4メートル)の距離で25球を投げた後、故障後最長となる120フィート(約36.6メートル)で25球。順調なら15日(日本時間16日)からの敵地レイズ3連戦中に、平地で捕手が座った形での投球練習を行う。

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