大谷、またも2桁勝利お預け 6回9安打5失点で無念の降板

[ 2014年8月10日 16:20 ]

<ソ・日>5回、勝ち越しを許しガックリとベンチへ戻る大谷

パ・リーグ ソフトバンク―日本ハム

(8月10日 ヤフオクドーム)
 日本ハム・大谷が10日のソフトバンク戦(ヤフオクD)に先発したが、自身初の2桁勝利はまたもお預けとなった。

 初回こそ三者凡退に斬って取る上々の立ち上がりだったが、1点リードの2回2死満塁から自らの暴投で同点とされると、再び1点リードで迎えた4回には、無死一塁から明石に同点の右中間三塁打を許し、さらに1死一、三塁から中村に右翼線二塁打を打たれて逆転された。

 味方打線は5回に追いついたが、その裏に2死一、二塁のピンチを背負うと、代打・松中に三塁線を破る適時二塁打を打たれて勝ち越しを許し、6回にも失点。7回のマウンドには上がることなく6回を130球、9安打5失点で降板した。この日の最速は3回にマークした158キロだった。

 7月16日の西武戦(旭川)で今季9勝目(5回無失点)を挙げて以降、3試合目の登板となったが、日本ハムでは06年のダルビッシュ以来となる高卒2年目以内での2桁勝利は次回以降に持ち越しとなった。

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