大隣　復活勝利に続く今季２勝目「また仕切り直し」

＜西・ソ＞今季２勝目を挙げたソフトバンク先発の大隣

パ・リーグ ソフトバンク２―１西武

（8月7日 大宮）
　ソフトバンクが１点差の試合を制して５連勝を飾った。

　この試合に先発した大隣は前回登板した７月２７日のオリックス戦で４２２日ぶりに復活勝利を挙げてから中１０日の登板。「また仕切り直し」という気持ちでマウンドに上がった左腕はこの試合でも６回を投げて２安打無失点としっかり試合を作り今季２勝目を挙げた。

　「あの場面を凌げたのが大きい」と振り返るのは５回の投球。１死満塁の場面で渡辺を併殺打に打ち取り、続く６回には西武の中軸である中村、メヒアを「思い切って腕を振って投げた結果」と、連続三振に切ってとった。

　チームの首位固めに貢献して「ホークスファンの前でこれからもこういうピッチングを続けられればいい」と力強く語った大隣は大宮のホークスファンの大きな声援に応えていた。