明徳 避けたかった初戦智弁学園、馬淵監督「基本的に敬遠しない」

[ 2014年8月7日 08:10 ]

抽選会に臨む明徳義塾・岸

第96回全国高校野球選手権大会組み合わせ抽選会

 今春の智弁和歌山戦に続き、初戦で強豪との対戦くじを引いた明徳義塾の主将でエースの岸は大きなため息をつき「できれば避けたかった。岡本君だけでなく、全員気が抜けないのでこれからビデオを見まくりたい」と危機感を強めた。

 一方で、馬淵史郎監督は岡本との真っ向勝負を打ち出した。92年夏の甲子園で星稜(石川)の松井秀喜を5打席連続敬遠した過去があるが、「全部敬遠とか、皆さんが期待していることは言いません。基本的には敬遠しない。勝負させたい」と、今夏で4度目の甲子園となる絶対エースに全幅の信頼を寄せた。

 その上で指揮官は「夏は15回出て初戦で一度も負けていない。それだけを信じておくわ」と不敵に笑っていた。

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2014年8月7日のニュース