黒田日本人初の全球団制覇お預け 7回3失点勝敗つかず

[ 2014年8月7日 05:30 ]

7回3失点で勝敗がつかなかった黒田(AP)

ア・リーグ ヤンキース3―4タイガース

(8月5日 ニューヨーク)
 ヤンキース・黒田の全30球団制覇はお預けとなった。日本選手初、大リーグ全体でも14人目という偉業を懸けてタイガース戦に先発。7回を6安打3失点で試合をつくったが、勝敗は付かなかった。

 「あれが痛かった」と悔やんだのが6回に9番打者に許したソロ。初回に犠飛で失点も、そこから被弾まで13人連続凡退。流れをつかんだ矢先の失投だった。続く7回は3安打で同点とされた。相手先発はレイズから移籍したプライス。12年サイ・ヤング賞左腕との投げ合いで、延長12回の末にチームは敗れた。

 ローテーション通りなら26日(日本時間27日)からの敵地でのタ軍3連戦で、再び登板機会が巡ってくる。「そのためにやっているわけではない。プレーオフ争いをしている。どの相手でも勝たないと」と何よりもチームの敗戦を悔しがった。

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2014年8月7日のニュース