武田329日ぶり勝利「またこの場所に戻ってこられた」

[ 2014年8月7日 05:30 ]

<西・ソ>ライトスタンドのファンに手を振る武田

パ・リーグ ソフトバンク8-1西武

(8月6日 西武D)
 ソフトバンクの武田は、昨年9月25日のオリックス戦(ヤフオクドーム)以来となった1軍登板を5回を1安打無失点で329日ぶりの白星。右ふくらはぎがつりそうになっての降板だったが、「またこの場所に戻ってこられた」と笑顔を浮かべて振り返った。

 キャンプで右肩の違和感を訴え、やっとたどり着いた1軍マウンド。2回はメヒアを151キロで空振り三振に取り、続く浅村、斉藤はカーブで連続の見逃し三振。計8三振を奪った。筋力トレーニングなどの成果で体重は80キロから89キロに増えた。「(球への力の)伝わり方がよくなった」と成長を実感する。

 1年目の12年は、夏場以降だけで8勝を挙げる鮮烈なデビューを飾ったが、制球難に苦しんだ昨季は4勝4敗。3年目もつまずいて始まったものの、進化の一端を示し、「一試合一試合、大事に投げていきたい」と力を込めた。

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2014年8月7日のニュース