明徳義塾 “8時間移動なんの”豪雨で1日遅れの聖地到着

[ 2014年8月6日 05:30 ]

<甲子園練習 明徳義塾>フリー打撃の順番を笑顔で待つ明徳義塾・岸(右)

甲子園練習3日目

(8月5日)
 明徳義塾が“一日遅れ”で聖地に姿を見せた。四国地方を襲った豪雨の影響で出発が遅れ、当初4日に予定されていた甲子園練習が5日に変更。4日早朝に出発し、通行止めの高知道を避けるう回ルートで「8時間をかけて来た」(馬淵史郎監督)という。一夜明け、選手は長時間移動の疲れを見せず、ハツラツとした動きを披露した。

 自身4度目の甲子園出場となったエースで4番の岸は、シート打撃で左翼ポール際へ2発をたたき込んだ。「たまたまです」と謙そんも、さすがの打力でチームを鼓舞。選抜大会以降「足の上げ方を変え、タイミングが合うようになった」といい、成果を披露した。投球練習はブルペンとマウンドで捕手を座らせて、「コントロールを意識。80%ぐらいで」約40球を投げた。

 甲子園練習は前日の2日目までは室内練習場が使われていた。馬淵監督は「外でできたので良かったのかもしれませんね」と言い、チームがこの3日ほど練習できなかったことも「いい休みになった」と前向きに捉えていた。

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2014年8月6日のニュース