涌井粘投!ロッテ連敗4でストップ 金子は85日ぶり敗戦

[ 2014年8月2日 17:24 ]

<オ・ロ>6回1/3回を5安打1失点と好投したロッテ・涌井

パ・リーグ ロッテ7―2オリックス

(8月2日 京セラD)
 ロッテは先発の涌井が6回1/3を5安打1失点と好投、打線も12球団で唯一防御率1点台のオリックス・金子千尋から先手を2点を奪うなど11安打で7点を挙げ、連敗を4で止めた。涌井は6月21日の中日戦(ナゴヤD)以来の白星で今季4勝目(9敗)。

 ロッテは初回、金子の立ち上がりを攻めた。1死から鈴木が四球で出塁、角中が右前打で続いて1死一、三塁とし、2死後にサブローの中前適時打で1点を先制。7回には新外国人デスパイネの左中間二塁打、金沢の右越え二塁打と2本の二塁打で1点を加えた。

 先発の涌井は初回、制球に苦しみ、2四球で1死一、二塁のピンチを招いたが、好調の4番・糸井を二ゴロ併殺に仕留めると、その後も走者を背負いながらも6回まで無失点に抑えた。リードが2点となった7回1死から原に右越え二塁打を許して降板。ロッテは代った松永が川端に左中間へ適時二塁打を浴びて1点差とされたが、3番手の益田が踏ん張り、リードを守った。

 すると直後の8回にオリックス自慢の中継ぎ陣を攻め、1死満塁からデスパイネ、クルーズの連続タイムリーで3点を追加。3点差とされた9回には無死一塁から鈴木の右前打と敵失で1点、なお無死三塁から角中の中前適時打で1点を加え、リードを5点に広げた。

 蓄積疲労で出場選手登録を抹消され、7月16日の楽天戦(京セラ)以来の先発となったオリックス・金子は7回を6安打2失点、8奪三振と力投したが、打線の援護がなく、5月9日の日本ハム戦(ほっと神戸)以来85日ぶりの黒星で今季4敗目(9勝)。今季7試合負けのなかった京セラドームでの敗戦は昨年8月28日の楽天戦以来、実に339日ぶり。

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