上原、メジャー自己最多22セーブ目 田沢はジーターに被弾

[ 2014年8月2日 11:13 ]

ヤンキース戦の9回に登板し、1回無安打無失点で今季22セーブ目をマークし、バスケス(左)に祝福される上原(AP)

ア・リーグ レッドソックス4―3ヤンキース

(8月1日 ボストン)
 米大リーグ、レッドソックスの上原は1日(日本時間2日)、ボストンで行われたヤンキース戦の9回に登板し、1回を無安打無失点、1奪三振でメジャー自己最多の22セーブ目をマークした。レッドソックス戦は4―3で勝ち、連敗を3で止めた。

 トレードで先発陣がごっそり移籍したため、先発のレナウドはメジャー初登板だったが初勝利をマークした。

 上原は1点リードの9回に4番手でマウンドへ。ドルーを右飛、プラードを空振り三振、ガードナーを中飛と完璧救援、昨季マークした21セーブを上回った。

 田沢は4―2の8回に3番手で登板、ジーターにソロ本塁打を浴びるなど1回を2安打1失点だったが、何とかリードした状態で上原につないだ。田沢は先頭の2番ジーターに初球149キロの速球を左翼席に運ばれ、1死後にはテシェイラに左翼線二塁打、2死後にマキャンに四球を与えて2死一、三塁のピンチを招いたが、へドリーを二ゴロに仕留めた。

 ▼上原の話 速いスプリットで、うまく空振りが取れてよかった。自分のやるべきことは一緒。何も変えることなくやるだけ。特に何かを気にすることもない。

 ▼田沢の話 ジーターの一発以外はそんなに悪くなかった。外に投げたかったのが、内に入った失投。もったいなかった。

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