吉見 右肘張りで52球降板 軽症も登録抹消の可能性

[ 2014年7月24日 06:44 ]

<D・中>ベンチの中日先発・吉見

セ・リーグ 中日6-3DeNA

(7月23日 横浜)
 中日が連勝で勝率5割復帰も、エースに不安が発生した。先発の吉見が不調で3回4安打3失点。3回を投げ終えた後、右肘の張りを訴え、わずか52球で降板した。軽症のもようだが、昨年6月の右肘じん帯再建術から復帰したばかりだけに、このまま出場選手登録を抹消される可能性も出てきた。

 「肘の張り。状態は本人しかわからないし、今後どうするかもまだわからん。病み上がりだし、無理はさせられない」と森ヘッドコーチ。本人は大事を取って試合中に球場を離れており、24日の状態を見て判断することになりそうだ。谷繁兼任監督も「(早期交代は)肘のこともあったんで」と言葉を濁した。

 7月8日のヤクルト戦(神宮)で1年2カ月ぶりの1軍登板。16日の阪神戦(ナゴヤドーム)では7回6安打2失点の力投を見せ、復活を印象づけていた。ただ、3度目の先発となったこの試合は石川に先頭打者弾を許すなど、立ち上がりから制球が定まらなかった。

 試合は3―4の7回、DeNA2番手・林を攻め立て逆転勝ち。打線に粘りは出ているだけに、吉見の状態だけが気がかりだ。

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2014年7月24日のニュース