エルドレッド 30号一番乗りも「素直に喜べない」

[ 2014年7月21日 21:31 ]

<ヤ・広>8回 1死 二塁 2ランを放ち石井琢コーチとハイタッチをかわす広島・エルドレッド

セ・リーグ 広島2―3ヤクルト

(7月21日 神宮)
 広島のエルドレッドが両リーグ最速で30号に到達する2ランを放った。0―3の8回1死二塁、カーペンターの真ん中の直球を、滞空時間の長い打球でバックスクリーン左に放り込んだ。

 「正直にうれしい。ただチームが負けたので、素直に喜べない」とチームが1点差で敗れ、複雑な心境を口にした。

 広島の選手が30本塁打以上を放つのは、2005年の新井と前田智以来9年ぶり。両リーグ一番乗りとなると、95年の江藤以来、19年ぶり。チームは82試合目でシーズン50本を上回るハイペースだ。開幕から打線をけん引している大砲は「この勢いを続けて、チームの勝利に貢献できればいいと思う」と力強かった。

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2014年7月21日のニュース