オリ先発ディクソン 5回3失点も7勝目、お立ち台で感謝しきり

[ 2014年7月21日 18:47 ]

<オ・日>先発し力投するディクソン

パ・リーグ オリックス5―3日本ハム

(7月21日 京セラD)
 オリックス先発のディクソンが5回3失点ながらも6月8日の広島戦(マツダ)以来となる7勝目を挙げた。

 初回、三塁ヘルマンの2失策で2死一、三塁のピンチを切り抜けると、4回の3失点以外は粘り強く踏ん張って援護を待った。お立ち台では「打撃陣に勝たせてもらった」「いいディフェンスをしてもらった」「ブルペンに助けてもらった」と口を開くたびに感謝の言葉が飛び出した。

 あくまでも謙虚だが、試合を作ったことは確か。後半戦の開幕を飾ったことで「一丸となって優勝目指して勝っていけるようにしたい」と、チームの勝利最優先を強調した。

 昨年のチーム50勝到達は8月30日、今年は1カ月以上早く到達した。先発陣が試合を作り、強力なブルペンが試合後半を抑える理想的な形が続けば、優勝がおのずと近づくことになりそうだ。

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2014年7月21日のニュース