ドジャース 得点力不足さらに…主力が死球で途中交代

[ 2014年7月21日 15:19 ]

ハンリー・ラミレス(左)は左手を押さえて歯を食いしばる (AP)

ナ・リーグ ドジャース4―3カージナルス

(7月20日 セントルイス)
 ドジャースのハンリー・ラミレス内野手(30)が20日に行われたカージナルス戦で死球を受けて途中交代した。

 9回、ラミレスはこの回から登板したカージナルス6番手のトレバー・ローゼンタルが投じた158キロのストレートをまともに左手に受けた。苦悶の表情を浮かべるラミレスはトレーナーに付き添われながらダッグアウトに消え、そのまま試合から退いた。

 ラミレスはすでに4回にも左肩に死球を受けており、ドジャース先発のクレイトン・カーショーもカージナルスの主力マット・ホリデーに死球を与え、この試合は警告試合となっていた。

 ドジャースのマッティングリー監督は球審に相手投手ローゼンタルの退場を求めたが、その要求は認められずに渋い表情。それ以上に指揮官がフラストレーションを感じているのは自軍主力の相次ぐケガだ。

 前日19日にもスター選手のヤシエル・プイグが左手に死球を受けて途中交代。幸い骨に異常はなく長期欠場は免れたものの、この日の試合は大事を取って欠場した。打率、本塁打、打点の3部門でチーム3位のラミレスにもしものことがあれば、ここ78イニングで16得点と得点力不足に悩むドジャースにとって大きな痛手となる。

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2014年7月21日のニュース