ソフトB 中村 “主役”は松中に譲る「鳥肌立ってしまった」

[ 2014年7月21日 16:35 ]

<ソ・ロ>6回1死二、三塁、左犠飛のソフトバンク・松中

パ・リーグ ソフトバンク4―3ロッテ

(7月21日 ヤフオクドーム)
 ソフトバンクの1番打者・中村が4回には1点差に迫るタイムリー、6回には決勝打となる右翼線二塁打を放ち、連敗を3で止める勝利に貢献した。

 それでも、松中の犠飛で同点に追いつき、自身に打席が回って来た6回の場面を「松中さんが打席に入った時の声援で鳥肌が立ってしまった。そういうところで試合が出来て幸せです」と“主役”を松中とファンに譲り、「松中さんとファンの方々が勢いをつけてくれて、それに乗るだけというか、打たせてもらった」と振り返った。

 1―3で迎えた4回、2死一、三塁から高めのボール球を強引に左前へ弾き返したことについては「なんであの球を打ったのか分からない。体が勝手に反応した」と“無心”だったことを強調した。

 球宴が終わり、後半戦最初の試合を白星でスタート。秋山監督は「ただ、そう簡単には勝てない。1戦1戦大事に戦っていく」と勝利にも気を引き締めていた。

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2014年7月21日のニュース