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大谷、日米野球での侍ジャパン入り内定!17年WBCエース候補

[ 2014年7月21日 06:15 ]

12年、18U日本代表時代の大谷

 162キロ腕がメジャーリーガーをぶった斬る。日本ハムの大谷翔平投手(20)が、今年11月に開催される日米野球で侍ジャパン入りすることが20日、分かった。21U(21歳以下)のカテゴリーを飛び越えての抜てき。2017年開催予定の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での世界一奪還を見据え、次代のエース候補として指名された。19日のオールスター第2戦で160キロ超えを連発した右腕が、今度は世界に衝撃を与える。

 真夏の祭典で見せた大谷の超ド級パフォーマンス。プロ野球最速タイ記録となる162キロの速球は、野球ファンの度肝を抜いた。その剛腕がMLBオールスターに立ち向かう。そんな夢の舞台が早くも実現する。

 11月に8年ぶりに行われる日米野球。今回は17年WBCを見据え、侍ジャパンとして挑む。小久保監督は17日に第1次選考として広島・前田健、巨人・坂本、日本ハム・中田ら6選手を選出。残るメンバーの選考はシーズン終了後となるが、関係者によると、大谷の代表入りが既に内定した。

 同時期(11月7~16日)には台湾で21Uワールドカップが開催され、その世代に当たる大谷も候補選手としてリストアップされている。しかし、カテゴリー上位のチームを優先する日本代表マネジメント委員会(JBMC)の方針からトップチーム入り。花巻東3年時に18U日本代表に選ばれている大谷は、21歳以下のカテゴリーを「飛び級」しての出世となる。

 小久保監督は17日の会見で選考基準について「あくまでも2017年の主力になる選手を視察している」と語った。そのため、今回は20代中盤から後半の若手、中堅選手を中心としたチーム編成となる。大谷は17年のWBCでもまだ22歳。プロ2年目の今季は飛躍的な成長を遂げ、9勝、防御率2・23、117奪三振はいずれもリーグ2位の好成績をマークしている。順調に成長すれば、侍ジャパンのエース候補の1番手であることは間違いない。

 投手としての代表入りだが、日米野球は11月20日のエキシビション(沖縄セルラー)も含め6試合。小久保監督は野手として大谷を試す可能性もあり、そうなればメジャーリーガー相手に二刀流を披露することになる。

 大谷は12年秋のドラフト前にはメジャー挑戦を表明していたが、日本ハムが強行指名。その後、何度も交渉を重ね、熟慮の末に入団を決意したが、メジャーへの憧れはずっと胸の内に秘めている。日米野球については「まずはシーズンを頑張りたい」と強調しながらも「選ばれたら頑張りたいです」と意欲を見せた。

 無限の可能性を秘めた162キロ右腕。侍ジャパンの一員として臨む日米野球は、これまで歩んできた道や成長を確認する格好の舞台となる。

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