流通経大柏　諸積Ｊｒ．が延長Ｖ打！父譲りの快足だけじゃない

＜流通経大柏・八千代東＞決勝打を放ちガッツポーズをする諸積

千葉大会４回戦 流通経大柏８－１八千代東

（7月20日 柏の葉）
　ロッテ・諸積兼司スカウトの長男・怜（れん）が決勝打を放ち延長の末に八千代東を下した。１―１の延長１２回１死二、三塁から左中間へ適時二塁打。スライダーを流し打って一挙７点の口火を切り「思い切って打ち方を変えた。後ろでためるようなイメージで打てた」と喜んだ。

　序盤は相手投手のスライダーに苦しみ、６回の第３打席まで無安打。それでも６回無死一塁からの犠打では、父の現役時代をほうふつさせるヘッドスライディングを試みた。さらに８回は５０メートル５秒８の快足を披露して、遊撃内野安打。高い修正能力と持ち味を存分に発揮した。

　この日は父は不在だったものの「試合するごとに調子が上がってきている。もっと足を生かした活躍をしたい」。父譲りの俊足をさらに飛ばす。