ソフトB・柳田 1発含む4安打でMVP「うまくいきすぎ」

[ 2014年7月19日 22:12 ]

<全セ・全パ>6回1死二塁、柳田は中越え2ランを放つ

マツダオールスターゲーム2014第2戦 全パ12―6全セ

(7月19日 甲子園)
 マツダオールスターゲーム2014第2戦は19日に甲子園で行われ、全パが12―6で全セに勝利。本塁打を含む4安打2打点の活躍をみせたソフトバンク・柳田がMVPを獲得した。

 初出場となった夢舞台で打撃力を存分に見せつけた。「1番・中堅」でスタメン出場した柳田は、まずは初回の第1打席で全セ先発・藤浪の152キロ直球を左前に叩き返すと、すかさず二盗でチャンスメーク。三進後に糸井の中前打で先制をホームを踏んだ。

 2回の第2打席でも右前打を放つと、6回には強烈なスイングからライナー性の打球をバックスクリーン左に突き刺した。7回にも中前打を放って4安打。この日、18安打を量産した全パの中でも、存在感は際立っていた。

 「たくさんの皆さんに見られて緊張しました」と柳田。MVP獲得には「うまくいきすぎて…。あした福岡に帰るが、無事に帰れるよう気をつけます」と話し、ファンの笑いを誘った。そして賞金300万円の使い道は「ゆっくり考えます」。インタビューに答える姿は、堂々とした打席とは対照的に初々しさにあふれていた。

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2014年7月19日のニュース