全パ 前夜のお返し!18安打12得点で乱打戦制した

[ 2014年7月19日 21:31 ]

<全セ・全パ>初回2死一、二塁、3ランを放ったペーニャは陽岱鋼(手前)とポーズ

マツダオールスターゲーム2014第2戦 全パ12―6全セ

(7月19日 甲子園)
 全パが18安打12得点を挙げて全セに打ち勝った。初回、ペーニャの特大弾などで4点を奪うと、4回以降は4イニング連続得点。全セも山田、坂本、堂林の3発など13安打を放ち甲子園を埋めたファンを沸かせたが、前夜に続く連勝はならなかった。今年の対戦成績は1勝1敗となったが、第1戦との得失点差によりセ・リーグに今秋のドラフト会議でのウェーバー優先権が与えられる。

 18日の第1戦(西武D)で7―0と快勝した全セのスタメンは(1)鳥谷(2)山田(3)バレンティン(4)マートン(5)阿部(6)ブランコ(7)雄平(8)村田(9)丸。先発は藤浪。

 対する全パは(1)柳田(2)大引(3)糸井(4)李大浩(5)長谷川(6)ペーニャ(7)今宮(8)伊藤(9)鈴木。先発は大谷。

 先制は全パ。初回、柳田の左前打から1死三塁とし、糸井がバットを折られながらも中前に運んだ。さらに2死一、二塁からペーニャが藤浪の153キロ直球をフルスイングし、打球を左翼スタンド中段に突き刺す豪快3ランで、この回4点を奪った。

 4回にはペーニャの遊撃内野安打から1死二、三塁とし、鈴木の右犠飛で加点。5回は銀次の中越え適時二塁打。6回には代打・中田の左越え適時二塁打、柳田の中越え2ラン。7回にも鈴木の中前適時打と大引、陽岱鋼の連続適時打で加点した。

 全セも初回、160キロ超の直球を連発する大谷に対し、鳥谷、バレンティンの安打で2死一、二塁とし、マートンの右翼線への適時打で1点。3回には山田が左中間にソロ本塁打。5回には1死二、三塁からバレンティンの三ゴロの間に1点、さらにマートンの右前適時打。7回には坂本、8回には堂林が左中間にソロ本塁打を放った。
 

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